2012年8月24日金曜日

高度肥満ダイエットとサバイバル運動




高度肥満ダイエットとサバイバル運動
TVの中のサバイバル運動がより多くの超高度肥満者を作る

米国ロヨラ大学(Loyola University)のリチャード·クーパー教授チームは、超高度肥満の人々の運動時間や強度に応じた食欲を比較分析するために、二つの実験を行った。

最初の実験は、超高度肥満で構成されているAグループと平均体重であるBグループの身体活動量を比較したが、超高度肥満のグループの物理的な活動がより少ないという予想とは違い、身体活動に消費されるカロリーは差がほとんどなかった。 2番目の実験では、超高度肥満の人々を再び二つのグループに分けたグループは、1時間以上の過激な運動をさせて、残りのグループは運動をしなかった。その結果、運動をしたグループが暴食をする傾向がさらにひどく現れており、減量後の体重が急激に原状復帰される結​​果となった。つまり、平均体重の人と超高度肥満の人の活動量には差がないが、運動を多くすればするほど食欲が増加して、むしろダイエットを妨害するものである。なぜこのような現象が現れたのだろうか?




過激な運動は暴食の原因

現在、日常生活さえ不可能になる超高度肥満の人口は5万人に達する。実際に家の中で社会と断絶したままひとりぼっちで過ごす高度肥満の人々が経験する難しさは、一つあるいは二つではない。肥満による無呼吸、糖尿病、高血圧、高脂血症、脂肪肝などの健康だけの問題だけでなく、バ​​スに乗って、路上歩く、社会生活、就職、対人関係など一般の人々が享受する平凡な日常さえ不可能だ。

これらの超高度肥満が最近の社会的な話題にまで台頭しTV番組は、それぞれの事情がある超高度肥満者を対象に、 "運動サバイバル"を進めている。苦痛の中で生きるよりきつく必ずダイエットに成功だろうという切迫した気持ちでTVを見て、サバイバル方式の運動を無条件に従うこと、これらもあるが、その前に知っておくべき重要な事実がある。

適切な運動は筋力の向上と基礎代謝量を高めてくれる。しかし、単純に体重を減量する目的で、TVの中のサバイバル番組のように過度な運動をすると、私たちの体はカロリーを消費するだけ吸収しようとする習性が強くなるので、食欲を促進させ、過食と暴飲暴食を誘発して太る原因になる。ダイエットのための過度な運動は、むしろ自らを超高度肥満のくびきから脱することができないようにする近道なのである。

運動より食事、生活習慣が重要

"細身の人は食べ物を食べるから違う。"最近発表された資料によると、平均体重が85.9kgである肥満した女性の主な食事は40〜45%が脂肪が多く含まれた加工食品中心だったが、平均体重が53.7kgの細身の女性の場合、地方の摂取量が低い一方、自然食を中心とした繊維、良い炭水化物の含有量が高かったという結果が出た。



これらの食品の特徴は、糖の吸収を遅延させる役割をして、脂肪が形成されることを抑制するため、太らず、食物繊維が豊富で、排出を助けてくれる。また、満腹感を与えるため、食欲を抑制するのは難しい超高度肥満の人々に理想的な食事だ。


効果的なダイエットのためには無条件食事量を減らしながら、過度の運動をするよりも、正しい食習慣や生活習慣をもとに太る原因を把握し、改善することが基本となるべきである。また、運動はダイエットを目的に、長時間の体に合わない過激な運動をするよりも、健康を守ることを目的として体の循環と筋力運動のために体に無理がないように30分〜1時間程度軽くするのが良い。

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